砂沼について
砂沼は、茨城県下妻市にあります。
周囲6km・面積55ha・満水時の水深3mの農業用ため池です。
砂沼の歴史
江戸時代中期ごろの新田開発政策の推進により、一度干拓された新田となりましたが、その後深刻な水不足が続きました。
干拓から60年後、周辺の農民による砂沼復活の願いが聞き入れられ、再びため池としてよみがえりました。
現在は、砂沼下流域1,800haの水田を潤しています。
自然豊かな砂沼
秋・冬はカモ類の絶好の生息地であり、コガモ・マガモ・カルガモがよく見られ、また、遊歩道ではメジロ・シジュウカラ・ジョウビタキ等のさえずりが聞こえます。
他に、釣りの名所としても知られており、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)・オイカワ(ヤマベ)・タモロコ等を釣ることができます。
最近では、よく白鳥を見かけることがあります。
茨城百景 砂沼
昭和25年茨城百景に選定され、昭和54年より砂沼広域公園として砂沼周辺25haを整備しました。
ナイター設備も整った砂沼球場や、約50種類の桜が咲き誇る観桜苑、約2,000本の桜や、西側3kmにわたるアジサイが植えられた遊歩道など、市を代表する観光名所となっています。
砂沼に隣接する砂沼サンビーチ
※砂沼サンビーチは2018年の営業を持って閉業しました。
砂沼に隣接して、夏には大きな賑わいを見せる砂沼サンビーチがありました。
学生や家族連れが多く訪れる砂沼サンビーチも、観光の目玉となっていました。
大きなウォータースライダーや、流れるプール、波のプールなど、多数のプールがありました。
2020年に解体される予定が発表され、跡地の利用に期待がかかっています。
砂沼へのアクセス
下妻市の砂沼に桜を見に来るときは、観桜苑(公園)がおすすめです。
駐車場の位置は下の地図でご確認ください。
さん歩の駅サン・SUNさぬまなど、下妻マルシェや8代葵カフェ(カフェレストラン)に行きたい場合は、砂沼の南側に駐車場があります。
サン・SUNさぬまにお越しの際は、近くに下妻市立図書館もあるのであわせてお立ち寄りください。